歯科色彩アドバイザー 院長・中城基雄

お客様インタビュー金属アレルギーのため、オールセラミックで安心して治療できました。

  • その1金属アレルギー
  • その2不安の解消
  • その3品質について
  • その4時間について

その1金属アレルギーについて 金属アレルギーのため、オールセラミックで安心して治療できました。

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インタビュー動画 中城歯科医院内撮影

【質問者】
今回の患者さんはどういった治療だったのでしょうか?

【先生】
今回は、歯列不正の患者さんで、お顔立ちとてもチャーミングで、
だけど、ニコッと笑った時に、糸切り歯が少し外に倒れていて、 前歯がビーバーのように少し強調されて、
ご本人も笑顔を人前でニコッと笑うのに少しコンプレックスを抱いていた方でした。

通常、歯列不正は、矯正治療が一般的なんですけれども、矯正治療ですと、ワイヤーをかけて、
何年間も針金のワイヤーを入れて、 歯を動かさなきゃいけないんですけども、それですと、年月も経ちますし、
ある年齢以上になりますと、骨も固くなるので、 なかなか矯正力をかけても歯が動かなくなるんです。

やっぱり、どちらの処方にも一長一短あるんですけど、できるだけ短期間に、改善効果が高くて、
審美性が回復されるので、今回は、セラミック治療を選択しました。

そうすると、何がいいかと言うと、歯の削るリスクは発生しますが、施術をして、型取りをして、
その次にはもう装着になりますから、 矯正治療だと何年かかかる治療が、ほんの1週間程度で完了してしまう
というところにいいところがあります。

実は、その矯正治療をしてても、矯正中に虫歯を作っちゃって、結局、歯が動いてから
やっぱり削らなきゃいけなかったねっていう患者さんも結構いらっしゃるので、 今回の場合には、
今すぐできるだけキレイに治したいという方が強かったので、矯正治療よりは、審美治療の方が早く治せる
ということで、施術として選択したわけです。

今回、担当した患者さんは、現代人アゴが小さくなってきているので、どうしても本来用意されている歯の幅が、
この方のお顔立ちには少し幅が広すぎて、ちょうど押しくらまんじゅうのように小さい歯がこの内側に
押しくらまんじゅうにはじかれて、本来の歯列から飛び出て生えちゃった。

下が施術前・上が施術後のの歯型模型 この方のお顔立ちに対しては、歯の幅がどうしても大きすぎるので、ニコッと笑った時に、本来はここに 唇がありますから、どうしてもこの前歯が強調されて、 真上から見ると、段違いになっているわけです。

これをどういう風に改善するかというと、矯正治療で歯を動かす方法も一つなんですけども、
ただ、矯正の場合には、 この歯をここに動かすには、ここに歯の1本分の幅が足りないので、
動かすだけのしろを取るために、一般的には
第一小臼歯を抜歯して、この抜いた歯の
スペースを 活用して、こっちにみんな後ろにひっぱってきて、ここに歯のスペースをつくるという治療がなされるので、
矯正治療でこの歯列不正を治そうと思うと、両側の1本ずつを抜かなきゃいけないんですね。

抜いたスペースを活用して、両方に後ろに引っ張って行って、この奥まっている歯をここに引っ張り出すわけ
ですけども、今回の場合は、審美で治したので、この抜く工程はしないで、残っている歯をぐるっと削って、
それぞれの正しい位置に持っていくわけです。

だけど、ご覧のように、この糸切り歯がハの字になっていますしね、削っていく過程で神経が出ちゃう
可能性もあるので、そこを慎重に削りを加えて、最終的には、本来ある歯の形を整えて、 型取りをして、
茶筒のようにガチャンとかぶせていくわけですね。

削った段階でもここの小さい歯は、後ろに奥まっているんですけども、かぶせる過程で、セラミックの場合は、
歯肉と直接沿わせても、刺激性とか毒性がないので、かぶせる段階で、後ろに下がっちゃっているこの歯は、
少し歯肉に沿う形で外側にあたかも歯が並んでいるようにかぶせちゃうわけですね。

そして、最終的に、完成まで至るんですけども、これがわずか、削り、型取り、削った日は仮歯を
ちゃんとご用意しますので、一応生活には不自由ないようにして、装着まで最短1日でも当院の場合では
対応ができるようになっています。

【質問者】
歯列不正というのは、どういう状態ですか?

【先生】
歯列が正しい位置に並んでいなくて、段違いになっちゃったり、ねじれちゃったり、重なっちゃったり、
倒れちゃっているような方の場合を言います。歯列が不正なわけですね。
往々にして、これだけ段違いになっちゃうと、やっぱり食べかすとかがどうしても溜まりやすいので、
虫歯を作りがちなケースになっちゃうんですけど、 幸い今回の患者さんには、虫歯がなかったので、
削りを加えるだけでなんとか上手くでき た症例です。

【質問者】
今回の患者さんは痛みに弱いとおっしゃっていたんですけど、その点に関して、
何か院長の方で注意された点はありますか。

【先生】
もちろん歯を削る時には、麻酔が必要ですから、なるべく麻酔が痛くないような配慮をして、
施術を進めたんですけども、 我々が見るにあたって、麻酔薬の針を入れた時に、患者さんの目尻とか
眉毛とかピクッと動いた時には、ちょっと痛いんだなと僕らは見るんですけども、 今回の患者さんも
できるだけ痛くない麻酔をしているんですけども、 普段の患者さんよりも痛みに対して敏感で、
やっぱり麻酔薬を入れていくときにちょっとピクッとなったので、ちょっと痛いんだなぁというのは
やりながら感じていました。

削った後も、神経に対する保護をしないといけないので、削りっぱなしですと、お家に帰ってから、
しみたり、痛みが出たりするので、削った後の新鮮な若い歯の部分には、 歯髄の症状が出ないような
歯髄保護処置をして、神経に症状が出ないような工夫をしています。
痛みに関しては、極力出ないように。

セラミックの場合には、密封性と封鎖性がいいので、装着した後に、周りから冷たい水が歯の中にしみ込んで
行って、しみちゃうということがあまりないので、装着のセメントに関しても封鎖性のいいものを使ってますから、
セラミックは熱の伝導性もわりかし少ないので、冷温刺激がなるべく歯に伝わらないように工夫をしています。

今回のケースの場合、もしかすると、この辺は神経の治療が必要なんじゃないかなと思っていたんですが、
何とか神経が治療しなくても大丈夫だった症例ですね。

【質問者】
その他に、注意されたことを教えていただけますか。

【先生】
歯の色についてですね。
せっかく作っても患者さんが気にくわないとやった効果が薄いですから、事前にヒヤリングをよく聞いて、 歯のカラーマッチングをして、できるだけ自然光に近い、太陽光に近い波長の光で色味の観察をして、 お伺いを立てて、全部どんな些細なことでも記録に残して、一般的には外注の技工所に出すので、 そのイメージを私が技工所に伝えるのもまた一つのフィルターが入ってしまうので、
私のイメージがなかなか技工サイドに伝達できないんですけれども、技工所は技工所で受け取った指示書を 見て、患者さんの口は一切わからないですから、たぶん患者さんの口はこんなんだろうなぁという感じで作って、
納めてくるわけですけど、発注で一つ、納品で一つ、どうしてもそこでフィルターがかかっちゃうので、
色とか形とかのバランスがなかなかそこで私のイメージも伝わりにくいし、
技工サイドの現場でもどういう風に作ったらいいのか分からないので、まあその辺は長年付き合っていくごとに
阿吽の呼吸ができるんですけど、 どうしてもそこで意思の疎通のいってこいがあるので、
納品を受けた私たちでも、あ~こんな風に出来上がってきちゃったんだみたいな感じで、
それを仕方なく患者さんにおさめているのも現実なんですけど、
でも、手前味噌になりますが、当院の場合には、私が患者さんの口を見て、患者さんのイメージが残っているうちに私がお作りしますので、技工サイドとのいってこいがないので、オーダーメイド感覚というか患者さんのご要望をより取り入れやすい治療体系にはしています。

特に模型になってしまうと唇のラインが模型上にはないので、作ったものがニコッと笑った時に唇からどのくらいの量の歯がたくさん見えるか見えないかというのはとても大事なところなんですよ。

あんまりたくさん見えちゃうと、明石家さんまちゃんみたいに陽気な顔になりますし、
全然ニコッと笑った時に前歯が見えないとちょっと冷たい印象になるので、
その辺はやっぱり患者さんとマンツーマンでその場で見て、その患者さんの唇の位置が分かった状態で
作らないと深い満足を得られるものができないので、技工所さんに出すのも大事なんですけど、
私が直接患者さんの口のイメージが残っているうちにお作りすると、この辺の唇の位置だったなと
いうのが分かってバランスがいいものがよりできるところが特徴だと思います。

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