
中城歯科医院のかかげるミッションをご紹介します。

ミッションとは、国語辞書で調べれば、「使命」「任務」「天職」などの事です。中城歯科医院が果たすべきミッションは、以下の3つです。
- 日本中の歯を白くキレイに、身体に優しいセラミックで、最高の笑顔をご提供できるよう目指します!
- 一律80,000円で、セラミック審美治療の価格破壊に挑戦し続ける事を目指します
- 売り上げの一部を「国境なき医師団」へ寄付して、社会奉仕活動に貢献する事を目指します!
身体に優しいセラミックで、最高の笑顔をご提供できるよう目指します
当院が、なぜ、セラミック審美治療を専門に、歯科治療をする事になったか?その経緯をお話します。
歯科治療において、保険適用される素材に金属があることから、金属を利用ケースは多くみられます。(被せ物(クラウン)、詰め物(インレー)、ブリッジなど。)しかし、金属を利用による治療事例が多いのも事実です。

左の図の症例では、被せ物の歯肉周辺が、うっすら黒く変色しているのが解ります。この歯には「金銀パラジウム合金」という、金属の被せ物を装着されて7年が経過しております。
溶出した「金銀パラジウム合金」が、組織や血管の中に染み込み、そこで酸化(錆びる事)して、長年の経過で黒く変色したものと考えられます。
日常の臨床で、こうしたケースに本当に多く、何となく歯肉の状態の元気がなく、免疫力が低下して、歯肉がジクジクしている事が多いです。
時には、口が苦い、何か、すっぱい味がする、口の中の違和感や口臭を訴える方もいます。
左の図の症例では、歯に何か染み込んでいるのがお解かりになるでしょうか?
これは、歯に詰められた、「アマルガム合金」と言う、水銀化合物が数年の間に溶け出し、歯の中の細い管の中に溶出して、やはり酸化して変色している症例です。
良く見ると、そのほかの部位にも淡い茶色い変色域が透けて見えています。そして、水銀合金の境目から、歯質の破折が起きて、穴が開いたようにも見受けられます。
「金銀パラジウム合金」「アマルガム合金」、どちらも保険治療対象素材になり、安全性が保証されるものではあります。 しかし、実際このような症例で来院される患者さんも多くいるのです。
皆様の健康を預かる医療人として、より身体への為害性の少ない可能性のものを選択すべきと言う考えが、オールセラミック審美治療を導入した大きな理由です。
そして、身体に優しいセラミックで、日本中の歯を白くキレイに、最高の笑顔をご提供できるよう目指します!
セラミック審美治療の価格破壊に挑戦し続ける事を目指します
当院が、価格破壊を考えた本当の理由をお話しします。
自営業で青色申告をしている場合、1年間の「納税」イメージは以下のようになるのではないでしょうか?

細かい数字は別にして、ザックリとこんな感じだと思います。
何となくイメージとしては、9月までは税金の為に働いて、残りの10、11、12月が手元に残り、そのまた半分が、経費としてなくなり、本当に自分の手元に残るのは、1ヵ月半位ではないでしょうか?
こんなことでは、勤労意欲がなくなる!日本は、資本主義経済の国家でないのか? 若い時は、この矛盾に不平、不満を抱いたものです。しかしながら、20年も続けていると
もしかしたら、この仕組みを考えた、どこかの誰かさんは
いくら稼いでも手元に残るお金が同じなら、金儲けに走るのではなくて、
世のため人のために適正価格を提供できる市場を自力で作りなさい・・・
という、無言のメッセージを送っているのではないか?と気づいたのです。

これが、価格破壊に取り組んだ、本当の理由です。
40代はこんな矛盾との戦い、でも、働き盛りの50代は違います。
一人でも多くの方に、身体に優しい材質で、最高の笑顔をご提供できるよう、精進してまいります。
医療人としての社会奉仕活動について
ほんの5年前まで、ボランティア活動、社会奉仕、募金なんかする人は、馬鹿なんじゃないか…と考えていました。でも、人の考えは、変わるんですね。
私は、歯科色彩学を専門に勉強したおかげで、北京中医薬科大学の梁栄教授と、同仁病院の王先生の招待により、色彩学の基調講演を中国の北京で2004年に行ってきました。その旅行の行程のうち、1日だけ、万里の長城まで観光に連れて行ってもらいました。
その際、ふと立ち寄った土産物屋のおばあさんと商談する為に、同じ漢字文化の国なんだから、筆談で通じるだろうと考え、メモ用紙に簡単な漢字で書き記し、少し安くするための交渉を試みました。しかしながら、おばあさんは、手でノーノーという合図をするばかりで、全く対応してくれません。後で、梁教授から聞いたのですが、「あのおばあさんは、読み書きができない階層の人です。」との説明をされ、その時は、そうなのか…という思いしかありませんでした。
そして、不思議なことに、帰国後、私の心の変化は、次の流れを用意していました。
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マイクロソフトでは出会えなかった天職 - 僕はこうして社会起業家になった -
ジョン・ウッド著
ここに1冊の書籍があります。
ジョン・ウッド氏は、ネパールを旅行中、学校に通えなかったり、学ぶ為の本がない子供たちを目の当たりにし、人がうらやむほどの高給取りだったマイクロソフトを退社し、「Room to Read」の非営利団体を立ち上げ、マイクロソフトの在籍していた時の人脈を頼りに、名だたるセレブに募金を呼び掛け、ネパール、チベット、アジアなどに学校を設立し、読まなくなった本を寄付する社会企業家として活動している方です。
その一節の中で、社会起業家になることを迷っているウッド氏は、父親から以下のようにアドバイスを受けます。
「最大のリスクは、たくさんの人があなたを説得して 夢を諦めさせようとすること」
このメッセージは、今も私の座右の銘として心に刻んでいます。
私が、「ふーん、そうなのか」で済ませてしまった、異文化の世界観に対し、自らの私財を投げ打って、次のアクションを起こした人が、このIT業界にいた。これは、私には、ハンマーで頭を殴られたほどの衝撃でした。
中国で私がリアルに体験した、読み書きが出来ないおばあさんの記憶と、ジョン・ウッド氏の「志」がリンクした時、私に一つの思いが宿りました。
もしかしたら…
アナタに白い歯を作り、素敵な笑顔をお届けする事ができたら、そんな、笑顔をもっと恵まれない人へ「笑顔の連鎖」を、作り出すことはできないものか?
もちろん、いきなりジョン・ウッド氏のような社会起業家になる事は出来ませんが、寄付や募金をすることは可能です。 皆さまから頂いた売り上げの一部は、1年に1度年末に、「Room to Read」への募金、「国境のない医師団」への寄付などに役立てています。
そして、現在まで、こうした取り組みをしている事に対し、
「私が払った医療費を、こんな事に使っているのか!だったら、もっと安くできるだろ…」 「寄付なんて偽善者だ。いい気になるな」
など、手厳しい評価をされるものと、内心、ビクビクしていたのですが、幸い、私は本当に患者さんに恵まれています。 今まで1件も、悪い評価を頂いておりません。本当に有り難いことだと思っています。
