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サプリメントやグッズで悪化した例

当院に来る口臭患者さんの内、4人に一人は、口臭対策グッズの使い過ぎによる、二次的に発生した口臭症のケースが上げられます。ニオイの上に、臭いを被せるような「マスキング療法」では、本質的な改善に至らないケースがあります。

以下に、実例を挙げて見ましょう。



【実例1】本来は口臭がないにもかかわらず、口臭グッズを使い過ぎた為に別の臭いが発生した例

1.初診時
初診時 グラフ

患者さんは、1日3回、アメリカ製の洗口剤と、市販の口臭抑制ガム、キャンディーを3ヶ月間、毎日摂取していた。
本来の口臭の臭い物質のピークは、(赤矢印)あまり顕著ではなく、むしろ、強い香料を示す後半の部分に、振り切れてしまう程の大きな山が出てしまっている。(黒矢印)
直接接して、会話をしているだけでも、口の中から強い香料系の訳の解らない臭いが出ていた。


2.翌日
翌日 グラフ

本人とよく話し合い、了承の上直ちに香料系の口臭グッズの使用を中断するように指導した所、香料系の臭い物質のピークが低下してきた事を確認。しかし、会話をしていて、未だに香料の臭いは認められる。


3.2日後
2日後 グラフ

ようやく香料系のピークが低下してきた事を受けて、バイオフィルム除去の施術を開始。
他覚的にも臭いが感じられなくなり、本人も今までより、口の中がスッキリしてきた事を実感し始める。


4.4日後
4日後 グラフ

香料のピークが大分安定してきたが、香料の臭気は色濃く残っている。
一方、当院のPMTCの施術により、本来の口臭は、殆ど消退している。


5.1週間後
1週間後 グラフ

1週間経過しても、未だ香料のピークは残っており、おかしいと思い問診した所、口臭ガムだけは、習慣になっており、無意識に咬んでいた事が解る。
一度、こうした口臭グッズを使うと、いつまでもリバウンドの不安感がつきまとい、やめられなくなる傾向にある。
本来の口臭は、既に完治しており、アフターフォローと経過観察が必要なケースである。





【実例2】口臭患者が、口臭グッズを使用したが、本来の口臭には、あまり変化が認められなかった例

1.初診時
初診時 グラフ

口臭の臭気物質(硫化水素)が確認された。(赤矢印)
患者さんは、洗口剤とサプリの使用を1ヶ月間続けており、その香料のピークが、右に見て取れる。(黒矢印)
本人が今までの自分のやり方を強く希望したので、経過観察を行いながら、口臭の動態を観察する事にした。


2.1週間後
1週間後 グラフ

1週間経過しても、口臭を示すピークと、洗口剤とサプリの香料を示すピークに大きな変化は認められず。
口臭治療の方向性を説明し、除菌と体質改善の重要性を説明した。


3.2週間後
2週間後 グラフ

3週間経っても口臭レベルに変化がない事を受けて、一旦、洗口剤とサプリの使用を中断し、当院の口臭プログラムを開始した。
これまでの、洗口剤とサプリの購入費用を効いた所、5万円以上を使っていたことを知る。


4.1ヶ月後
1ヶ月後 グラフ

洗口剤とサプリの使用を中断し、ホームケア、除菌療法、体質改善に取り組んだ所、優位性を持って、口臭レベルが低下し、本人も、その違いを実感した。


5.2ヶ月後
2ヶ月後 グラフ

2ヶ月経過した後も、大きなリバウンドは起きていない。
このくらいのレベルで、安定すれば、30cm手前に人の顔が来ても、臭気は感じられないくらい、良好にメンテナンスされている。
本人も治療効果を実感できたので、終了した。





サプリメント、口臭グッズで治らなかった理由

1.口臭発生菌はバイオフィルムに守られる

まず、口臭発生の機序について、簡単に触れなければなりません。一般に、自然界には、浮遊細菌とバイオフィルム細菌が存在しています。従来、研究室レベルでは、浮遊細菌の培養により、菌単体の特性を調べていましたが、実際の生体では、浮遊細菌と言う形ではなく、バイオフィルムと言う「生物膜」を身にまとった集合体として、存在する事が解ってきました。

元来、単体の菌は、非常に脆弱で、周囲の環境の変化に影響を受けて、すぐに細胞膜が破壊されて、生き続ける事が出来ません。そこで、浮遊細菌は、自己防衛のために、バイオフィルムを形成して、外敵から身を守り、生存する智恵を会得しました。

バイオフィルムは、特に珍しい物ではなく、排水溝・金魚鉢・お風呂場のヌルヌル、ヌメヌメした汚れに存在します。一旦、バイオフィルムが形成された部位は、流水や薬品を振りかけただけでは剥がれ落ちません。

では、どうしたら除去できるのでしょう?

皆さんも一度は経験があるはずです。

一番簡単な方法は、結局ブラシやたわしで、ゴシゴシ、こすってはぎ取るしかないのです。

口の中に出来るバイオフィルムに守られた口臭発生菌も原理は同じです。

お口の中の口臭発生菌に守られたバイオフィルムも全く同様で、専門家の施術で、機械的にはぎ取るしか確実な手だてはありません。

そして、このバイオフィルムを最初の段階で破砕して、口臭発生菌を直接、露出させないと、除菌薬が目的通りの薬理効果を発揮しません。バイオフィルムを形成したヌルヌルの上から、いくらガムや洗口剤、サプリメントを摂取しても思う通りの効果が得られません。
これが、口臭がなかなか治らない原因の一つなのです。






2.口臭を隠す為のグッズでは、マスキングするだけで本質的な改善はしない

口臭治療に従事していると、本来は口臭がない患者さんなのに、本人の思いこみから始まり、口臭対策グッズの過剰の使用により、口の中に、本来発生するはずのない、臭気が充満し、それを自分の口臭と勘違いしているケースが少なくない。

また、2症例目のケースでも解るように、市場にある洗口剤の一部の商品は、本来の口臭レベルを引き下げる効果が、あまり見込めない物もある可能性が示唆されており、安易な情報に流されて、使い続ける事への弊害も危惧されよう。






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