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舌と口臭の関係

私達、歯科医師は、毎日の診療の中で、患者さんの口の中を見ていますが、意外なほど、舌の状態は見ていません。

東洋医学は、舌診と脈診をとても重要視します。
舌の性状と口臭のとの間には、密接な関係があります。
東洋医学は、決して難しくありません、
四季の変化、古来より絶える事のない、地の気、天の気の盛衰に、そのヒントが隠されています。

それでは、幾つか典型的な舌の色と対比させながら、口臭を分類してみましょう。
きっと、なかなか治りにくいアナタの口臭も、どれかに該当しているかも知れません。

ケース1 ドロドロ血型口臭

ドロドロ血タイプの口臭は、「紫色」がキーワードです。

紫色典型的な所見として、目の下のクマの色、爪や唇や舌の色が紫舌に変化する所です。
この体質の方は、末梢循環不全になりやすく、歯肉の色も「どす黒く」変色してきます。

随伴症状は、肩こり、生理不順、生理にゼリー状血塊、動悸、倦怠感を伴います。
血行不良により、普段から歯肉に微細な炎症を抱えがちで、歯周病菌が増殖しやすく、口内環境のバランスが、口臭発生菌優位の状態になります。

こうした体質の方には
サラサラ血に体質改善する漢方薬を処方します。

処方漢方薬はこちら

  • 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
  • 血府逐お湯(ケップチクオトウ)
  • きゅう帰調血飲(キュウキチョウケツイン)

ケース2 カラカラ乾燥型口臭

カラカラ乾燥型口臭は、「シワ」と「赤色」がキーワードです。

「シワ」と「赤色」前述したとおり、身体の70%は水分で構成されています。しかしながら、身体の中の水分が枯渇してくると、随所に乾燥傾向が現れます。

典型的な所見は、舌がひび割れてきて、舌の先の方から赤く変色してくる。

この体質の方は、身体の水分が少なくなるので、例え穏やかに火が燃えていても、相対的に身体の中が、「空だき状態」に傾きます。すると、燃やす火力は穏やかでも、結果的に熱化してきます。

また、舌の状態も全体的にしぼんできます。ちょうど、舌が「干し椎茸」の様に変化するのですね。 こうなると、口が渇き、唾液の分泌量が低下するので、歯肉の粘膜に唾液蛋白の膜がなくなり、やはり細菌感染や歯周病菌が増殖し、口臭が発生します。 さらに、舌の表面の味を感じる細胞が萎縮するので、味覚異常も起きます。

随伴症状は、渇いたカラ咳、乾燥肌、お昼以降の火照り、のぼせ、赤ら顔、ドライアイ(目の乾燥)、入れ歯が当たって痛い、などです。

こうした体質の方には
体液に潤いを与える漢方薬を処方します。

処方漢方薬はこちら

  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
  • 清心蓮子飲(セイシンレンシイン)
  • 滋陰降火湯(ジインコウカトウ)

ケース3 ベトベト・ネットリ型口臭

ベトベト・ネットリ湿潤型口臭のキーワードは、「粘り」と「黄色」です。

「粘り」と「黄色」典型的な所見は、舌の中央より奥の方に、ネバネバした黄色い苔が付着してきます。
こうした変化は、例えば、暴飲暴食をしたり、二日酔いの翌日の朝、洗面所でアカンベーをした時に見られます。(思い当たる方も多いのではないでしょうか?)

胃腸に過度の負担をかけると、「胃熱」が発生し、「痰湿熱」に移行します。 この黄色い舌苔は、特に、揮発性臭気物質の温床であり、口臭の中でも、重度の傾向を示すので、注意が必要です。

この、「痰」と言う概念は、カーッ、ペッと吐き出す痰も、東洋医学では、痰の一種ですが、もう少し広義の意味でとらえ、身体の中に蓄積する、粘着性があり、ネバーとした病理産物全般を総称してとらえます。

随伴症状としては、むくみ、身体が重だるい、関節痛、胃もたれ、ゲップ、臭いオナラ、下痢と便秘を繰り返すなどです。

こうした体質の方には、去痰、去湿を目的とした漢方薬を処方します。

こうした体質の方には
去痰、去湿を目的とした漢方薬を処方します。

処方漢方薬はこちら

  • 茯苓飲(ブクリョウイン)
  • 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
  • 竹茹温胆湯(チクジョウンタントウ

ケース4 カッカッ熱化型口臭

カッカッ熱化型口臭のキーワードは、「炎症」と「赤色」です。

「炎症」と「赤色」典型的な所見は、舌の先を中心として、全体が赤く変色してきます。進行すると時として赤黒くなる時もあります。

こうした変化は、舌だけでなく、身体の随所に現れます。例えば、頬の赤ら顔、赤目や耳たぶの色、お小水が黄色く変色、手の平の赤くなります。

こうした体質を「実熱」と表現します。実熱になると、やがて、身体の変調として、毛細血管の集まる、脆弱な血管所から炎症症状を呈するようになります。 舌の色が赤ければ赤い程、口臭レベルも上昇しがちです。口腔内の変化で言えば、歯槽膿漏に罹患しやすくなり、年中、口内炎が出来ます。また、口の中が渇いて、喉の奥もしみたりしてきます。

この、「実熱」に体質が傾くと、正確もせっかちで、落ち着きがなく、イライラして、些細な事で怒り出します。また、口臭の臭気物質の中でも、特に硫化水素の値が高くなります。 ここで面白い共通点があります。温泉街に立ちこめる、卵が腐ったような特有な臭いも、硫化水素です。ちょうど、溶岩が燃えさかり、地熱湧き上がる所からも、同じ臭いが出てくるのですね。自然界の現象と人間の身体との間には、この他にも不思議な共通点が多々あります。

随伴症状としては、のぼせ、めまい、高血圧、倦怠感、身体の炎症、口渇、辛い食事が好きなどです。

こうした体質の方には
清熱を目的とした漢方薬を処方します。

処方漢方薬はこちら

  • 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
  • 温清飲(ウンセイイン)
  • 排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)

ケース5 ヒエヒエ・お疲れ機能低下型口臭

ヒエヒエ・お疲れ機能低下型口臭のキーワードは、「ギザギザ」と「白色」
です。身体が冷えてお疲れモードになると色々な舌になります。

「ギザギザ」と「白色」ヒエヒエ・お疲れ機能低下型口臭のキーワードは、「ギザギザ」と「白色」です。身体が冷えてお疲れモードになると色々な舌になります。

典型的な所見は、舌の横腹が歯の形併せて、ギザギザ・デコボコしてきます。また、お疲れモードにはいると、身体の働きが機能低下を起こすので、血のめぐりが悪くなり冷え性を呈する事から、舌全体が白っぽく変色してきます。

こうした変化は、舌だけでなく、身体の随所に現れます。例えば、顔色も合い白くなります。声に力が出なくなり覇気が感じられなくなります。その他、直ぐに横になりたがったり、容易に風邪を引いたり、下痢しやすくなります。

こうした体質を「気血両虚」「陽虚」と表現します。陽虚になると、やがて、身体の変調として、身体の働き全般が機能低下になるので、冷え性、肌荒れ、髪の毛のツヤが悪くなる、抜け毛が多くなる、消化機能が失調する、食欲がなくなる、胃下垂、未消化便が出るようになります。

このケースの口臭は、消化機能の失調により、いつまでも胃の中に食物が停滞し、スッキリしません。元来、それ程強い口臭は発生しないのですが、むしろ、精神的にクヨクヨしたり、落ち込む方が多く、そんなに強い口臭が出ていないにもかかわらず、自分にはひどい口臭があると思い悩む方が多いです。

実際の治療は明らかに好転しているのに、いつまでも、自分には口臭があると思いこむケースです。

漢方薬で元気を付けて、エネルギー産生を促し、営気を養うと、それだけで、ケロッと治ってしまう方も沢山いらっしゃいます。

随伴症状としては、冷え性、不妊、抜け毛、慢性疲労、不登校、低血圧、神経衰弱、慢性胃炎などです。

こうした体質の方には
温陽補気を目的とした漢方薬を処方します。

処方漢方薬はこちら

  • 六君子湯(リックンシトウ)
  • 補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
  • 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)
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