ヒエヒエ・お疲れ機能低下型口臭のキーワードは、「ギザギザ」と「白色」
です。身体が冷えてお疲れモードになると色々な舌になります。
ヒエヒエ・お疲れ機能低下型口臭のキーワードは、「ギザギザ」と「白色」です。身体が冷えてお疲れモードになると色々な舌になります。
典型的な所見は、舌の横腹が歯の形併せて、ギザギザ・デコボコしてきます。また、お疲れモードにはいると、身体の働きが機能低下を起こすので、血のめぐりが悪くなり冷え性を呈する事から、舌全体が白っぽく変色してきます。
こうした変化は、舌だけでなく、身体の随所に現れます。例えば、顔色も合い白くなります。声に力が出なくなり覇気が感じられなくなります。その他、直ぐに横になりたがったり、容易に風邪を引いたり、下痢しやすくなります。
こうした体質を「気血両虚」「陽虚」と表現します。陽虚になると、やがて、身体の変調として、身体の働き全般が機能低下になるので、冷え性、肌荒れ、髪の毛のツヤが悪くなる、抜け毛が多くなる、消化機能が失調する、食欲がなくなる、胃下垂、未消化便が出るようになります。
このケースの口臭は、消化機能の失調により、いつまでも胃の中に食物が停滞し、スッキリしません。元来、それ程強い口臭は発生しないのですが、むしろ、精神的にクヨクヨしたり、落ち込む方が多く、そんなに強い口臭が出ていないにもかかわらず、自分にはひどい口臭があると思い悩む方が多いです。
実際の治療は明らかに好転しているのに、いつまでも、自分には口臭があると思いこむケースです。
漢方薬で元気を付けて、エネルギー産生を促し、営気を養うと、それだけで、ケロッと治ってしまう方も沢山いらっしゃいます。
随伴症状としては、冷え性、不妊、抜け毛、慢性疲労、不登校、低血圧、神経衰弱、慢性胃炎などです。
- こうした体質の方には
- 温陽補気を目的とした漢方薬を処方します。
処方漢方薬はこちら
- 六君子湯(リックンシトウ)
- 補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
- 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)