【症例1】口腔内の口臭発生菌の除菌が著効した例
45歳男性、175cm、85kg、営業職の方の事例
〈症状〉
仕事柄、お酒の付き合いが多く、40歳を過ぎた頃から、体重が増え始める。
もともと、大食漢で、外食による暴飲暴食により、6ヶ月前頃から、ゲップ、胃もたれ、口の粘りを認める。
最近になり、妻から口臭があると指摘を受ける。歯が浮いたように感じられ、自分でも口臭を感じる。口腔内には重度の歯石、歯垢の付着がある他、舌の色が紅色に変色している。
1.バイオフィルムを徹底的に除去、除菌。
2.適切なブラッシング指導後、マウスピースを用いたホームケアの実践。
3.漢方薬製剤、ツムラ「小柴胡湯加桔梗石膏」1日7.5g、2ヶ月服用
〈結果〉
治療開始から1ヶ月後、口臭測定器で高値を示していた臭気物質の値が消退した。