在宅型・口臭対策プログラムの
開発背景と内容について

なぜ、このプログラムを開発したのか?
昨今の感染症拡大の影響を受けて、日常生活の行動が制限されています。そんな中でも、患者さんの日常生活で発生している口臭を汲み取り、通院患者さんと同じような口臭対策プログラムを、在宅でも取り組む事ができないか?と言う所が、開発の着眼点です。

特に、遠方の患者さんからは、
「現状、医院まで行く事は難しいので、何とか自宅で取り組める商材を作って欲しい…」と言うご要望が、多数、寄せられていました。
そうしたお悩みを解決する為に「在宅型・口臭対策プログラム」は生まれました。

なぜ口臭は、
治った気がしないのか?

なぜ、口臭外来で治療をしたのに、「実感が伴わない」のでしょうか?
それは、日常生活で発生している口臭と、医院で測定した口臭の結果との間に
「へだたり」があるからです。

オフの日に、リラックスした気分で医院まで行き口臭測定しても、本当の臭気をとらえる事は難しいので、
担当医師からは、「全く問題ないですね。気のせいでしょう」と評価が下されてしまいます。
患者さんは、「そんな事ないのに…」と、残念な気持ちと共に、トボトボと医院を後にします。
この「医院の結果と自分の感覚のズレ」が、実感が伴わない原因なのです。

実際の口臭は、「起床後」「空腹時」「仕事中の過緊張時」に発生し、変化しています。
普段の臭気を採取し、そこが下がってないと本当に改善した事にはなりません。

口臭測定:リラックス時と過緊張時の一例のグラフ

上図は測定の一例です。
当院で測定した2019年2月4日には、口臭発生菌の増殖や舌苔付着で発生する、硫化水素の臭気が、「102ppb」で基準値以下でした。
ところが、サンプリングバッグを使って、仕事中の過緊張時に測定してみると、2月8日には、硫化水素の値が、「405ppb」まで上昇していました。しかも、腸内にガスが溜まりお腹が張って、便秘傾向で出てくる、腸内臭由来のジメチルサルファイドも「108ppb」まで、跳ねあがっていました。

測定結果(過緊張時)の場合は、対面の相手にも臭いが届くレベルです。
この位、実際の口臭は、「日内変動」しているのです。

患者さんのお悩みに正しく向き合い、日常生活で何が起きているのか?
「口臭の正体」といった原因を見つけ出し、それにあった口臭対策を行っていただくために、「在宅型・口臭対策プログラム」は誕生しました。

本商材の大きな特徴は、臭いを封じ込める、業務用の臭気袋(サンプリングバッグ)を用いる点にあります。日常生活で、一番気になる口臭を採取して、1ヵ月の対策プログラムの中で、その減少傾向を見ていきます。

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口臭の種類

口臭の発生は、お口の中の局所的な原因全身的な体質由来の原因の両方から発生しています。
患者さんによってその割合は変動し、局所8割:体質2割のケースや、局所1割:体質9割のケースもあります。ここが、口臭治療を難しくしている要因です。
戦うべき相手が1種類では無いのです。

口臭治療で、何が最も重要か?と、問われたら、私は迷う事無く、
「ニオイを…言語化する」事が、本当に重要と断言します。
臭気物質が解る→原因が特定される→対策の方針が立案できるからです。

患者さんごとに、「臭いの正体」を見つけ出し、その原因を同定し、オーダーメイドで、その方に合った方針を立案する事が、問題解決の最初の糸口になってきます。

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