治療前後の口臭データ

口臭治療の実際

当院の口臭治療の実際を正しく把握するために、色々な症例を解説してみましょう。(すべて患者さんからの了解を経て開示しています)

症例1:
硫化水素が高値の症例で、4年半経過観察をしていますが、リバウンドなく安定している方

患者さん:初診時(2012年9月)47歳女性、問診時、舌苔付着が顕著で、口腔内清掃度は中程度、体質的には、「痰湿熱証」に傾いている症例。
治療方針:硫化水素の臭気の発生源は、口腔由来の歯の周りに広がりを作る「口臭発生菌」の増殖と、体質由来の「舌苔」であると診断、除菌療法のホームケアの指導と、去痰・去湿作用のある漢方薬の処方で、早期に臭気が減少傾向を示す。
経過:治療後、2017年現在、4年半を経過するものの、大きなリバウンド傾向を示すことなく、少しの上下を繰り返しながら、徐々に安定化している。(下図参照、右に行くに従い履歴が重なっていきます)

経過 症例1 グラフ
初診時:硫化水素の測定値「1303」、→一番最近の17年3月の測定値「3」に変化が見て取れます。

治療前、治療後 症例1 グラフ

治療前は、口臭の数値がかなり高かった方が、1か月の治療後、口臭の数値がほぼゼロになりました。

次のページは、「口臭を治せない理由」をご紹介します。

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